夢現

寝て起きて仕事してたらば、またも日が進み新しい今日となりまして。順当に発売前日へとシーンが進んだPS3なのだが。昼の飯時に、ぶらっと近所の販売店なんぞ行って聴いてみたんですけども、入荷10台ないとかなんとか。少なく見積もった年内出荷台数すら半分も達成できるかどうか判らないんじゃないか、って流れてたし、まあそんなもんか。と、思いつつ、うっへー、と驚嘆したフリをし、次回入荷時期を伺おうとしたら

店長「でもソフトは結構入るんよねえ〜。」
わし「・・・・。」

・・・・。



そーいやPS3に搭載されているCellというチップの、同チップが搭載されている家電等とネットワークを介して繋げて仮想的に大きなパワーを得る、って機能。具体的に一体どういう事になるんでしょうかね。単純にPS3の性能が上がるのか、それともリンケージすればするほど家電の性能が上がっていっちゃったりするのか。「へっへーうちにはCellチップ5枚あるんで扇風機の風力が2倍だぜ!」「昨日間違えて15枚もリンケージしちゃってさあ、冷蔵庫開けて凍死するとこだったよ。」後に語られるであろう、第一次家電戦争の幕開けが、明日に迫っているのだろうか。

PS3――久夛良木氏が語る「実現への道筋」
ああ、仮想PCみたいなのが出来るって事なんか。

・・・いやまあ判ってましたけどね。



しかし何ともスケールのデカイ話。昔のプレゼンで、CellはAIの処理にも強いという話も出てたし(もしかしたらPS4の話だったかも。ちょっと記憶が曖昧)、従前のグラフィック強化なんかとは違った形の恩恵がありそうで、その点楽しみにしてはいたんですが、これは上手いことネットワークで稼動すれば色々とゲーム以外、一家庭以外にも使えそう。・・・と、まあ何かおぼろげだが。実体は見えないが大きい力が生まれそうな予感だけはあるという。今はまだ夢として抱くには良い塩梅の枕だという事かね。

リンクして長大強大化したCellネットワークの名前が「スカイネット」だったら笑うんだけどなあ。