背中の向こう

しゃっとして皺のみえぬ紺の制服に身を包み 背筋をピンと張ったひょろ長い20代後半の店員が バレットガールズという、銃で撃つと女の子の服が弾け飛ぶ 世界平和を夢見る我々にとって夢のようなゲームを購入した私の くたびれた背中を隠しきれない、くたびれ…

素のぼやき。

孝行サービスで実家に帰る度に、実家に帰りたくなくなる事件をてておやが起こすという。自分のしでかした悪業を指摘されて開き直るんじゃないよ子供じゃあるまいし。終いにゃ他人のせいにしはじめる始末。自分で何もせず、当然の事という振る舞いで我儘をい…

そういう事。

友人から悪い評をうけてる奴と仕事をした。やってみて、仕事の出来自体はそんなに悪くなく、単に不手際とそれに関しての誤魔化しの嘘が何回かあって、それでもまあ一緒に仕事が出来そうな感じではあったので、今後の一緒にやるなら仕事そのものでも仕事上の…

鏡面教師。

ひとの話をよく聞かず、一知半解に届く程度も理解せず、己が理に適っていると話者との関係性で思い込み、共有していたと思っていた理念を話の流れであっさりと否定し、その場の状況から思いついた事に酔いしれ喧伝し、事の実際に置くと行き詰る。 そんな奴が…

扇風機は良い。

ためらいなく最初のスイッチを押せる。

バンバン。

定年を迎えた父の相手に困っている。定年間近、私が2か月ほど居候していたときに観察していてびっくりしたのだが、父は帰宅時と、休みの土日の殆どをテレビをみて過ごしているのだ。きくと、昔からずっとこんな感じらしい。自分にテレビをみる習慣がないも…

欠落情報の旅。

ちょおっと海外に行っていた。日本よりちょおっと暑い所に。写真はDSiで撮影した。デジタル一眼レフ持ってるくせに旅行の写真とかは滅多に撮らないという性癖(というか持ち運びや管理が面倒)で、何よりそもそも私用での渡航では無くカメラを振り回すのも難…

日は沈まねばならぬ。灯は点してはならぬ。それを知ってはならぬ。

色々あって、一時的に仕事から離れているのだが、それでも日がな一日目に見えぬ赤いという何かしらに縛られてる訳でもなく、むしろふつーの仕事のコアタイムから外れつも空いてる時間が多かったりする。ので、これまでの人生でやった事のない仕事を、時間の…

年の瀬歳の瀬何かの瀬。

やあ今年も遂に終わりますね、と誰にともなく親しげに話しかけるブログです、ここは。確かそうだったのではなかろーか。およそ半年ぶりのエントリーで勝手がわからず、感じの違う気もしないでもないが、改めてこの媒体における自己分析やら再構築をするのも…

若き日の僕が見た宗教の真実。

あれは中学二年の夏休み前だったか。 当時僕は近畿圏ではそこそこ有名な私立に通っていた。ほんとそこそこ有名な私立だったので色々な地域から人が集まり、遠くは三重県から通っているというつわものも居たぐらいだ。僕はまあ、隣の県からの通学だったのでそ…

わかりあえない。

様子見がてらに実家に晩飯を振舞われに帰った際の食卓にて。 言葉数も少なくそもそも和気藹々と進んで盛り立てる必要性も無いので黙々と食事をしていたのだが、急に母が食糧自給率の話をしだした。 母「日本のゴマの自給率って幾つか知ってる?」 私「うーん…

助けておっぱい。

連休前の追い込みと云う事ででふーらふら、になるまで飲み屋で精神的接待セクハラしてというかされてというかでほんとふーらふらと帰ってきた。玄関をそおっと開けるとそこには三つ指ついて迎える奥さんがいて、定番のえろちっくな究極の選択を迫ってきたが…

宇宙 怪獣 人間。

科学や学識が極限まで積み高まり海で酩酊できるほど環境汚染が進みつも戦いは止まぬ、終末まっしぐらな星でこの究極の合成生物は開発された。この子は怪獣と呼ばれるに相応しくただひたすらに総てを喰らい尽くすという究極の破壊である生と未来を確定づけら…

日曜洋画劇場を観た。

会社に引かれているケーブルテレビに毒されてか元々熱心な視聴者では無かった地上波放送受信が生活範囲から外れ、一億総白痴な某しあわせの箱がゲームモニターと化して幾星霜。本日は休日と言い張るその名を日曜という労働日に対する自己の習慣性に嫌気が差…

時の影。

中学高校大学と同じで、大学時代から疎遠になった友人。同輩との会食中の会話でふと野郎の事を思い出し、今なにやってるのかなぁと軽い気持ちでぐーぐる先生に尋ねてみたらば。ちょっとキてる文章主体のセミプロのミュージシャンになっていて、実名で内心を…

家は。

実家つーても近所だし、狭い家なんでこれまた殊更狭いリビングへとあんまりしゃしゃり出て行って、時同じくして帰省しているキョウダイ一家の久々の歓談や寛ぎの邪魔になるのも何だしなと、昔の自室で黙々と仕事やら仕事のネタやら作っていた。もう既に己の…

時空間異星交流する人達。

何で宇宙人は地球に攻めてこないんだ? アルファモザイクより 地球から一番近いアンドロメダ銀河までの距離が230万光年。仮に今の地球からの発信で、その銀河の何処かの星に住む異星人がそれを文明を感じさせる信号とキャッチしたとしても、それは最速で230…

何商法

数年前にお友達の女の子との付き合いでちょっとやってたネットゲームがあるんだけども。先日その子とタマタマ邂逅した際にしっとり誘われて久々に覗きに行く約束をしたのだが。直前になって今自宅にゲーム機が無い事に気付き、ごめん行けないや〜と電話入れ…

温室効果

帰省ラッシュだってえ?うわー下り40kの渋滞かあ、あっはっは、ざまーねえなあ、おつかれさーん!と仕事しながら嘲笑う週末を経た現在月曜日。ふらふらと仕事場を出て、降り立ったオフィス街はセミの声もまばらで、嘲りの声すら響きそうで浮き上がる孤独さに…

愛の国から。

Wired Vision フランスのエイズ啓発公共広告は超過激 (エロ要素があるのでお子様は注意。) 正直に言えば、こうした広告がエイズへの認識をどのように高めるのかよくわからない。とはいえ、私が最近観た中で最も愉快な公共広告だ。 無理に納得するとしたら …

みえみえ。

昨日、父が母よりPCを宛がわれたと聞いて、様子見に実家に行った時の会話。 ちなみにYoutubeの動画保存のやり方を教えている。俺 「そうそう、そこをクリック。そんでね、これは名前は自分で入れないといけないから、 さっきの画面でタイトル名の部分をコ…

無題。

何も無いところにプライドを築かれてもなあ。

透る。

久々家に帰ってきて幾星霜。具体的に言うと三日/一週間位。出掛けに本日の夜半過ぎからお天気下り坂ーとお天気情報が流れてきたので、主無き窟として形無き者が跋扈し易く瘴気が滲み出てしまっている室内を今のうちに浄化しておこうと、天風来々ーと霊幻道士…

ためる。

前から何か手が痛いなあと思ってたんだけど。整骨院行った時についでに手の事を言ったらば、もしかしたらヒビ入ってるんちゃう〜と言われ、ようやく病院行ったら。見事にヒビいってた。治りかけだそうだ。原因不明。で、その病院の待合室でゴホゴホしてる人…

刻こっく

午前様で帰宅し、ばたっと倒れ込むよーに寝付いたのだが、カチコチカチコチいう音で起こされた。何故かラックの上に鎮座しているぜんまい式のメトロノームがアンダンテで時を刻んでいる。眠りを妨げる慮外者ではあるが、冬の名残のせいか布団の居心地が良く…

今は此処。

強行軍も終了ということで、遥かなる遠征の日々も終わりを告げ日常の戦場が舞い戻って厭世気分。思えば遠くへ来たもんだと言う暇もなくまたここにある。連綿と連なる過去の足跡を振り返り眺めればそれだけで空腹が訪れ歳を召す羽目になるが、過去の一歩を忘…

卵の殻。

眠っていた機材を処分するという事で色々と人に聞いてまわっていた。使いやすい、それほど場所をとらない機材は知り合い連中が引き取ってくれたのだが、高額な機材、マニアックで使い辛く、場所をとる機材が手元に残った。のでー、オークションにかけたのだ…

君に何を見る。

帰宅途中の電車内。上擦った声で学生服姿の少年が話しかけてきた。 少年 「おいおっさん何見とんじゃ。」 私 「いや何?誰が何見てるって?」 少年 「お前だよお前。さっきからヒトの事ジロジロみてニヤニヤしやがって。気持ち悪ぃんだよ。」 私 「いやいや…

日常分割世界増殖。

学生の頃から使っていた機材を処分中。家を追い出されたのさー、というのは半分冗談で実家の私の部屋にどこぞのだれぞが入るから置いていった荷物を空けろと指示されての事だ。撤去しつつそれに付いた擦り傷を眺め、柱の傷は一昨年のーとか涙ながらに感傷に…

どんっ、すぺん、まにっ!

色々資料に囲まれて悩んでたら急に観たくなったもんで某所で探してみた。やっぱあんだなー。 PROVIDER ZERO CM #1 以下#2、#3、#4、#5、#6と続く。 「金を使うな!」とひつこく言うけどCMは超豪華。そしてこの映像になら金を払っても良いって思っちゃう俺…