現在のみでは。

Xbox Live アーケードにストリートファイターII登場(ただし日本除く)
タイムパイロット2006年に出現
うーん、箱ラッシュ。色々入る箱だ。



任天堂Wiiバーチャルコンソールというコンテンツ(過去の任天堂メガドラ+PCEのゲームをダウンロードして遊べるコンテンツ)も同じ類。ライブラリ的。既にゲーマーな身分としてはそれだけで非常に嬉しいモンですが、どうせなら過去に行えなかったゲームの個性や作家性の説明努力も付随して、作品性の理解を育めるようにならないですかねえ。

ビデオゲームって受け手の気安さで爆発的に広まったのは事実だけど、根底にはゲーム内の正否、成功に至る法則、つまり作者が乗せようとしている「目的」に至るシステムを補填するというユーザーの役割、それを読解力レベルで掴むというやり取りも存在し得り、人によっては存在する訳で。そーいった潜んでいる意思を掴むという事も、ゲームとして誇って良い優れた特性だと思うんだけども。当事者達だからかもしれないけども、そういった個々の作家性やゲームという媒体自体の発明性を世間に強く訴えるゲーム業界の人を未だに見たことが無い。訴えては聞き流され、アホらしくなり言わなくなったのだろか。

まあビデオゲームと認識する特性が「入力媒体で信号を入力し、モニター内の世界に介入する」と、大雑把であるが故、様々な展開が出来てニーズに合わせ易いのは判るし、商業ベース故に合わせないといけないのも身に染みて判る。でも過去の作品の価値や発明性が認知される機会が無い侭、次々と質的変化をし続けてしまうというのは、一ゲームファンとしては何と無しに悔しいのよなあ。