あるある。

列車移動が長かったのでPDAに落としたウェブ記事を漁ったり趣味制作のゲームのスクリプトを書いたり真面目さんぶる。で、まあ技術知識の無さから順当に15分で頓挫したので友人というか人生の先輩に勧められて購入していたパーキンソンの法則という本を読んでいたのですが、これがかなり面白い。組織論、というより拡大する組織(集団)の不合理性を主に唱えているんだけどもその不合理を一つのシステムとして捉えて展開される論法の過程がユーモラスで判り易い。着眼点の凄さとそれを自己流に分解し破綻無く再構成して論理にする技術の巧妙さが一見唯の新書なこの本を読み応えのある代物にしている。まあ名高い本らしいので新書の類に分類するのもどうかと思いますが、読みやすさは新書並。