脳リアクション

デモ映像を観て物欲権現様が降臨したCUBEWORLD。実際触れた方の話で「スリープモードに入る」という一文が有る所、起動にユーザーからスイッチアクションが必要なようで。常時起動させ、生活感のある小人世界で起こる特異性イベントを愉しむ、というモノじゃあないんね。普段は組み上げて飾っておいて、気がむいたら軽く打撃をいれて小人を起こす、みたいな感じだろうか。そういうのっけから意地悪テイストが滲み出ているモノなら私の嗜好にぴったりなのだが。



こーいう労力を消費しないで楽しめるモノは良いなあ、と思ったがこれは寧ろ労力(というより手間)=楽しむと云う変換を維持出来ているんだな。通常は、単純にその労力の総量で質が分化されるもんだろうけど一つ一つのアクションとリアクションがシンプルだとそれが楽しさの侭で保たれ、積み重なって労力となるのではなく楽しさが一定まで倍加、持続していくという。無論その個々のアクションに感じる労力が少ない事前提ではあるけど、この手の手法自体が、構築する事に楽しみを覚える人間の本能的な部分を上手く利用した発明のような気がする。他に何か同じ手法を使ったものってなかったかな。探しとこう。